ガンの予防と治療
■改善・・・ガン細胞への免疫力を高める、発ガンを抑制する。
■食時のポイント ★1日最低300gの野菜を食べる
  緑黄色野菜を100g、淡色野菜を200g。旬の物や多くの種類の野菜を上手に
  組み合わせ朝・昼・晩に分けて毎日食べることが大切です。
★偏食しないで栄養バランスのとれた食生活を心がける
  1日30食品を目標にします。
★食物繊維を毎日たっぷり摂る
★肥満に注意し、脂肪と塩分は摂り過ぎない
★熱い温度の飲食は避ける
★カビの生えた食品や焦げた部分は控える
★酒は適量を、日本酒1日1合程度
★タバコは禁煙、または禁煙に近い節煙に

■特に有効な栄養成分 ●ビタミンD ●クルクミン ●β−グルカン ●食物繊維 ●ビタミンA・B群・CE  
●β−カロテン ●セレン ●セサミノール ●ビフィズス菌 ●キチン・キトサン 
●カテキン ●アリシン ●コラーゲン ●フラボノイド

■抗がん剤にもなっている
  キノコ
キノコに免疫力を高める効果があるとして研究が進められている。特にガンを抑える作用
があるとして知られているのは、しいたけ、すえひろたけ、かわらたけ、ぶくりょう、ちょれ
いまいたけ、なめこ、きくらげなど。このうち、しいたけに含まれるレンチナンとかわらたけ
のPSK(いずれも多糖類)が、抗がん剤として利用されている。
■ガンの予防にユリ科
  とあぶらな科の野菜を
いずれも抗酸化作用を発揮する野菜で、ガン予防効果が期待できる。
  
●ユリ科の野菜・・・にんにく、玉ねぎ、あさつき、にら、らっきょうなど
  ●あぶらな科の野菜・・・キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、白菜、
    大根、かぶ、わさびなど

あぶらな科の辛味成分であるイソチオシアナートにも、アリシンと同様の作用がある
といわれています。
■活性酸素もガンの原因 活性酸素(フリーラジカル)は、文字どおり活動性の高い酸素で、本来、細菌やウイル
ス、食品添加物などの有害化学物質を無害化するはたらきがある。また、一方では、
細胞を酸化して体をさびさせてしまうマイナス要素をもっている。
過剰な活性酸素は、体内のスカベンジャーと呼ばれる抗酸化物質で退治できるが、
これが不足すると細胞内のガン抑制遺伝子が攻撃され、ガン発生につながると考え
られている。
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