脳卒中(脳血管障害)
■改善・・・血圧と血中コレステロールをコントロールし、再発を防ぐ
■脳梗塞の危険因子  脳梗塞を引き起こす動脈硬化は、加齢にともない徐々に進行するが、血液中に中性
 脂肪やコレステロールが多いと、脳梗塞の危険性はさらに高まる。血液中に脂質が
 多いと、酸化されたLDL(悪玉)コレステロールが、短時間に血管の内腔に沈着する。
 これが破れて出血すると、血栓ができて血管を塞ぎ、脳梗塞を引き起こす。
 このほか、糖尿病、高血圧、肥満、喫煙、多量の飲酒も動脈硬化を進展させる危険
 因子となる。

■食時のポイント ★塩分を制限する
  脳血管障害でもっとも気を付けたいのは血圧です。塩分の摂取量が多いと循環血
  液量が増して高血圧を招き脳血管障害が再発しやすくなります。
★脂肪を制限する
  脂肪の取り方に注意し、血中の総コレステロール値をほどよく保つ事が重要です。
  高すぎると脳梗塞、低すぎると脳出血が起きやすくなります。血中の総コレステロ
  ール値は、約120〜220mg/dlの範囲が適当です。
★脳梗塞の場合は食物繊維、魚介類を充分にとる
  コレステロール値を下げてくれます。
★脳出血の場合は栄養不足に注意
  タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルの各栄養素を不足なく摂ります。栄養不足
  になると、脳出血が起きやすくなります
■特に有効な栄養成分 ●CCP(カゼインホスホペプチド) ●EPA ●DHA ●タウリン ●カリウム ●食物繊維 
●ポリフェノール  ●フラボノイド ●セサミノール ●大豆サポニン

■控えたい食品 塩分を多く含む食品 血圧の上昇を防ぐ為に控える。
コレステロールを多く含む食品 脳血管障害を引き起こす動脈硬化を防ぐ為に多食
  
しないよう気をつける。
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